競技別指導者資格（教師）

専門性の高い実技指導者としての能力を認定する資格です。

商業スポーツ施設などにおいて、専門性の高い実技指導を行う人をいいます。

質の高い実技指導を行うため、 それを支えるハイレベルな知識や技術が要求される。

商業スポーツ施設などにおいて、競技別の専門指導を行う人または今後行う希望のある人を対象としています。



公的資格

受験資格：
２０歳以上等あり。
＜初級＞
20歳以上のもの（競技力向上指導者のみ22歳以上）
＜中級＞
初級取得後おおむね3年間指導者として実務経験があるもの
＜上級＞
中級取得後おおむね5年間指導者として実務経験があるもの

試験内容：
共通科目?、?、?と専門科目。

【競技別指導者】
共通科目、専門科目で80〜1000時間の講習

【競技別以外の指導者】
共通科目、専門科目で80〜650時間の講習

【競技別指導者】
各競技種目と指導者の役割によって3つに区分して認定され、さらにそれぞれ（1）初級、（2）中級、（3）上級に分かれる
[地域スポーツ指導者]
地域住民を対象として指導を行う
[競技力向上指導者]
競技選手の競技力の向上を図る
[商業スポーツ施設における指導者]
商業スポーツ施設において、職業として指導を行う

【競技別以外の指導者】
[アスレティックトレーナー]
スポーツ選手のアスレティックリハビリテーション等を行う
[スポーツプログラマー]
スポーツ活動のための指導・助言・プログラムの提供等を行う
[少年スポーツ指導者]
＜1級＞＜2級＞
児童生徒に対するスポーツ相談および指導等を行う



【問い合わせ先】　

（財）日本体育協会　
スポーツ指導者育成部指導者育成課
TEL：
03-3481-2226

トレーニング指導士

（財）日本体育施設協会が主催するトレーニング指導士養成講習を終えた人の資格で、 正しいトレーニング指導のスキルです。

トレーニング技術を高め指導される側の信頼性が得られる客観的な評価として活用できる。

トレーニング指導士は、（財）日本体育施設協会が主催の資格試験で、年に１回行なわれます。

受験資格は、同協会主催のトレーニング指導士養成講習会を修了した者およびこれと同等の能力がある者となっています。

協会の講習会を修了した人もしくは、同等の能力を持つ人が試験を受けられます。



民間資格

受験資格：
２０歳以上で、実務経験１年以上。

日本体育施設協会主催のトレーニング指導士養成講習会を修了した者、およびこれと同等の能力がある者。


試験内容：
毎年７月中旬の５日間。

●理論
?トレーニングと栄養
?スポーツ、トレーニング理論
?レジスタンス・トレーニング理論
?トレッチング＆エアロビックの理論と実技
?中高年のトレーニング理論
?スポーツ法学
?スポーツ障害
?トレーニング生理学
?スキルウォーク
?体力測定法
?スポーツ施設の運営管理
?スポーツ施設のマネージメント
?救急法の理論
?ウェイト・トレーニングの実技

●実技
ウエイト・トレーニング



【問い合わせ先】　

（財）日本体育施設協会
TEL：
03-3401-7976

アスレティックトレーナー

スポーツ選手の健康管理、ケガの予防、スポーツ外傷、障害の応急処置、アスレティックリハビリテーション及び体力トレーニング、コンディショニング等を担当するのが主な仕事。

色んなスポーツの選手を担当するために、各種スポーツ理論、医学的知識はもちろんのことトレーナーとしての専門知識・技術が求められます

スポーツ選手のけがの予防や応急処置、コンディション管理を行います。

日本体育協会は、スポーツ指導者の育成、生涯スポーツの振興、国際スポーツ交流、スポーツ医・科学の研究など、諸事業を幅広くすすめている。

1989年に日本オリンピック委員会（JOC）から分離・独立し、オリンピック競技大会などへの選手団の編成・派遣と、競技者の育成を担うことになった。



民間資格

受験資格：
4月1日現在満20歳以上で、日本体育協会加盟団体（都道府県体育協会、中央競技団体）または日本体育協会が認める統括競技団体の推薦を受けて、日本体育協会が認めた者が、指導者知識・技能審査事業「アスレティックトレーナー養成講習会」を受け、講習会終了後の検定試験に合格することで取得できる。

試験内容：
共通科目?、?、?、と専門科目。


【問い合わせ先】　

（財）日本体育協会　スポーツ指導者育成部　指導者育成課
TEL：
03-3481-2226