自衛隊一般曹候補学生・曹候補学生

自衛隊は、陸上・海上・航空と大きく三つに分かれており、それぞれ普通科、機甲科、射撃、航空管制、 警戒管制、など多くの職域がある。

中でも、曹候補学生は、ほかの隊員をまとめる立場にあり、将来幹部として活躍するための道もある。

一般曹候補学生は、入隊後2年で3曹に昇任し、全国の部隊でリーダーシップを発揮します。

応募年齢は18歳から23歳で、若くしてリーダーを目指す方に最適のシステムになっています。幹部への道も開かれています。

一般曹候補学生として入隊する若者の多くは、「自分は将来、陸海空曹として人をまとめながら責任ある立場で任務を遂行したい」「将来は幹部として、より大きな部隊、任務に携わっていきたい」という高い意識を持っています。

彼らは入隊後2年間にわたって教育隊及び部隊で、中堅陸・海・空曹としての資質を養うとともに、必要な基礎的知識及び技能を修得するため防衛法制等のほか、戦闘訓練、武器訓練等の各種技術教育を学び、また、体育や日々の自己鍛錬によって基礎体力の向上、維持に努めます。

約2年間の教育を修了すると、3等陸・海・空曹に昇任し、全国の部隊に配属され、自衛官の曹の基幹要員として勤務することになります。

また、3等陸・海・空曹に昇任後は、実務経験4年で幹部候補生部内選抜試験の受験資格が得られ、これに合格すれば幹部に昇任することができます。


国家資格

受験資格：
日本国籍を有し、一般曹候補学生は、１８歳以上２４歳未満。曹候補学生は、１８歳以上２７歳未満の者。

試験内容：
１次：筆記試験、
２次：口述試験、身体検査等。


交通巡視員の収入・年収
月収　約17万円前後（大卒、初任給）。

交通巡視員の資格に向いているタイプ
・社会に貢献したい人、安定した生活がしたい人。



【問い合わせ先】　

自衛隊各地方連絡部
防衛庁陸上幕僚監部人事部募集課

交通巡視員

警察職員として歩行者や自転車の通行安全の確保、 駐車違反車両の取り締まりや交通安全指導などの業務を行う地方公務員です。

【交通巡視員の資格とは】

警察職員として歩行者や自転車の通行の安全の確保、駐車違反車両の取締のほか、交通安全指導などの仕事を行う地方公務員である。

この業務に関しては警察官と同等の業務を担うが、警察官ではない。

交通巡視員になるには資格試験に合格した後、3ヶ月程度必要な実務研修を受ける。

ただし、試験合格者であっても、その年の募集数によっては採用されないこともある。

公的資格

受験資格：
高卒程度の学力、１８歳以上、身長制限などあり。

試験内容：
１次試験、
２次試験（身体検査、面接等）。

【問い合わせ先】　

各都道府県警察本部警務課

自衛隊幹部候補生（一般・技術）

幹部候補生は、陸・海・空の各自衛隊に所属し、高い統率力で部隊を指揮する幹部自衛官を目指す。

幹部自衛官とは

陸海空自衛官の階級は３士から将まで１７階級に分かれています。このうち３尉以上の８階級を幹部自衛官といいます。

幹部候補生として採用されると陸海空の各候補生学校へて部隊勤務となります。

その後、陸海空の指揮官．幕僚、職域教育等の学校教官、新装備の研究開発など組織の重要なポストにつくことができます。


幹部候補生になるには、大学で文系か理工系の知識を学び、採用試験に合格すること。


国家資格

受験資格：
日本国籍、２２歳以上２６歳未満、大卒程度の学力のある者、等。

試験内容：
１次：筆記試験。
２次：論文、口述、身体検査等。

【問い合わせ先】　
自衛隊各地方連絡所
防衛庁陸上幕僚監部人事部募集課