サプリメントアドバイザー資格
サプリメントアドバイザーの資格が最近注目されています。
メディカルサプリメントアドバイザーとも呼ばれるこの資格、なぜ人気が高まっているのかは、サプリメントの需要の伸びと大きく関係しています。
日本では一昔前まで、サプリメントを健康維持や美容のために愛用している人はごく少数でした。
しかし、最近では多種多様のサプリメントが登場し、どれを選択すればよいのかわからないまま、誤ったサプリメントの選び方や使い方をしている人が増えています。
健康や美容に役立ち、安全であるイメージが強いサプリメントですが、その使い方を間違うと、かえって健康や美容にマイナスになる場合もあります。
サプリメントに対する正し知識、豊富な知識持った人に適切なアドバイスを受けることは、サプリメントを日常的に摂取する人にとって非常にメリットがあるわけですね。
そこで、最近では顧客の満足度を高め、トラブルを未然に防ぐために、サプリメントを販売している大型店ではサプリメントアドバイザーを置く店が増えていますし、サプリメントを製造販売する企業の相談窓口や医療機関などでも、サプリメントアドバイザーを置くケースが多くなっています。
このようにサプリメントアドバイザーの資格を持つ人を必要としているところは増えていますから、サプリメントアドバイザーの資格を持っていると、就職に有利になるわけです。
就職先が広がれば、サプリメントアドバイザー資格の人気が上昇するのも当然ですね。
この資格を得るには、資格認定団体があり、そこで設定されている資格要件を満たす必要があります。
主な資格認定団体としては、日本ニュートリション協会、日本臨床栄養協会・日本サプリメントアドバイザー認定機構があります。
サプリメントアドバイザーの資格認定を日本で初めてスタートさせたのは日本ニュートリション協会です。
この協会ではサプリメントビジネスの知識習得を目指したサプリメントアドバイザービジネスコースが開講されています。
もう一つの日本サプリメントアドバイザー認定機構ですが、日本ニュートリション協会と同じく通信教育ですが、こちらは郵便による通信教育ではなく、インターネットによる通信教育となっています。
基本的な学習をインターネットで行い、講演会への参加で単位を取得する必要があります。
サプリメントアドバイザーの資格取得を希望する場合、それぞれの団体から資料を取り寄せて自分に合った方を選ぶといいですね。
ただし、この資格はあくまで民間資格で、国家資格ではありません。
その点はあらかじめ念頭に置いておく必要があるでしょう。