健康生きがいづくりアドバイザー

健康生きがいづくりアドバイザーとは、 中高年を対象に人生の生きがいづくりをサポートする専門コンサルタントで、ライフスタイルづくりの手助けをします。

中高年齢者の在職中とリタイア後における健康生きがいづくりを企業や地域で専門的に支援するコンサルタントであり、他の機関や専門の職種などをつなぐコーディネーターでもあります。その役割は、職域からの円滑なリタイアおよびリタイア後の自己実現に重点を置き、行政、企業、地域などのさまざまな組織や団体との連携をとおして健康生きがいづくりを支援することです。

健康生きがいづくりアドバイザー資格を取得するには、まず、養成講座か通信講座を修了して第一次資格審査を受け、これに合格したら、資格認定研修会を修了し、最終資格審査を受ける。

企業内の研修や人事能力開発関係、地域イベント等で、個人の年齢や経験に応じた能力の発見、開発、相談にあたることができ、人に喜ばれるアドバイスをもって、個人の生きがいを共に見つけることができる。



民間資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
養成講座、通信講座修了後、研修あり。

[養成講座]
（基礎知識）
?高齢社会と中高年
?現代社会と生きがい
?中高年の心身の特徴
?活動事例報告、
など

（専門知識）
?中高年の心と体の健康作り
?中高年と家族
?中高年のファイナンシャルプラン
?中高年と余暇
?中高年と年金・医療
?社会参加とボランティア活動
?中高年と就労
?アドバイザーの活動基本手法
など

[資格認定研修会]

(専門技術）
?相談・助言活動の実際
?仲間づくり活動
?能力発見・開発の手法
?ライフデザインの設計自習
?機会・情報提供活動・啓発活動
?活動計画・効果測定

など


【問い合わせ先】　

（財）健康・生きがい開発財団
TEL：
03-3818-1451

手話技能検定

手話を学習している人や、手話を使っている人を対象にその技能レベルを客観的に認定する検定。

認定は、全国共通基準による客観的かつ総合的な評価によって、手話技能検定協会が行う。試験は1級から7級まで7種類あるため、レベルにあわせての受験が可能。

段階的に合格を重ねていくなど、学習意欲を向上させる効果もある。

各級の目安として、5、6、7級は習いはじめの人のステップアップに最適。

3、4級は各窓口などで仕事としての対応もできるレベル。

2級ではさまざまな専門分野での会話も可能となる。

単語数として2000語、学習期間として3年程度が2級の技能レベルの目安。

1級ともなると聴覚障害者と同等の手話レベルがあると評価され、通訳や手話インストラクターへの道も開ける。

7級のみ在宅での受験となり、それ以外は各会場にて試験が行われる。

1、2級に関しては、筆記に加え実技試験も行われる。



民間資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

１級：準１級合格者
準１級：２級合格者
２級：準２級合格者
準２級〜７級：特になし

試験内容：
１級〜７級、２級以上実技あり。


１級
実技試験。
ディスカッションと課題文表現。

準１級
筆記試験。長文の書き取り。 ９０分

２級
実技試験。課題文表現と質疑応答。

準２級
筆記試験。４択（マークシート）と長文書き取り。 １００分

３級
筆記試験。４択（マークシート）。 ８０分

４級
筆記試験。４択（マークシート）。 ７０分

５級
筆記試験。４択（マークシート）。 ７０分

６級
筆記試験。４択（マークシート）。 ５０分

７級
筆記試験。記述式。 ３０分



受験料：
1級・・・・10,000円
準1級・・・・8,000円
2級・・・・7,000円
準2級・・・・5,000円
3級・・・・4,500円
4級・・・・4,000円
5級・・・・3,500円
6級・・・・2,500円
●7級・・・・1,200円


【問い合わせ先】　

特定非営利活動法人　手話技能検定協会

TEL：
03-5642-3353

サービス介助士（ケア・フィッター）

サービス介助士とは、 高齢者などに対してホスピタリティー精神で接する事ができるスキルを認定するものです。

安心して外出できる環境づくりが施設や企業、団体などに求められてきました。

そうした背景から生まれたのがサービス介助士です。

サービス介助士は、訪れた高齢者や障害者を、その立場にたって迎え入れ移動などのサポートを行います。

高齢化社会のなかでさらに需要が高まる資格。



民間資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

講習内容：
通信課程あり

サービス介助士の資格を取得するには、
１．通信講座を受講（約2ヶ月）
２．課題を提出する
３．実技教習を受講する（12時間）
４．検定試験に合格する（70点以上で合格）
という4つの過程が必要になる。


試験内容：
講座修了後、認定試験。
課題と実技教習あり。


・通信過程カリキュラム(〜6ヶ月)
?サービス介助の基本理念
?高齢者社会の理解
?高齢の方への理解、
?障害のある方への理解
?バリアフリーサービスの基礎知識、
?ホスピタリティーマインドと接遇技術
?具体的介助技術
?地域社会への貢献、
?超高齢社会を迎えての法規等の凡例


・実技教習過程カリキュラム(6ヶ月)
?オリエンテーション
?ディスカッション
?高齢者疑似体験、
?ディスカッション(体験の感想等)
?ジェロントロジー、
?ホスピタリティーマインド・接遇訓練
?車椅子操作方法・演習・移乗訓練、
?聴覚障害の方への介助
?歩行に支障がある方への介助、
?視覚障害の方への介助・演習
?盲導犬・聴導犬・介助犬、
?ユニバーサルデザイン・共用品
?車椅子操作と手引きの実技チェック、
?総合ロールプレイ
?まとめ

・筆記試験



【問い合わせ先】　

NPO法人日本ケアフィットサービス協会事務局
TEL：
03-5361-6080