高圧ガス製造保安責任者（冷凍機械）

高圧ガスを製造する事業所で高圧ガス災害の発生を予防するための保安に勤める。
中でも、 冷凍機会に関する資格です。


・冷凍機械

第一種冷凍機械責任者

主に大型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造（冷凍）に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う者に必要な資格で、全ての冷凍（一日の冷凍能力に制限はない。）の製造施設に関する保安(冷媒ガスの種類制限はない。以下第
二種冷凍・第三種冷凍においても同じ。)に携わることができる。


第二種冷凍機械責任者

主に中型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造（冷凍）に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う者に必要な資格で、一日の冷凍能力が300トン未満の製造施設に関する保安に携わることができる。


第三種冷凍機械責任者

主に小型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造（冷凍）に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う者に必要な資格で、一日の冷凍能力が100トン未満の製造施設に関する保安に携わることができる。




国家資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
第１種〜第３種、年１回。

【問い合わせ先】　

高圧ガス保安協会試験センター
TEL：
03-3436-6106

特定高圧ガス取扱主任者

高圧ガスの中でも、圧縮水素、圧縮天然ガス、液化酸素、液化アンモニア、ＬＰガス、液化塩素、 特殊高圧ガスの７種を扱う資格。

高圧ガス移動監視者は、高圧ガスをタンクローリーまたは容器で運搬する場合に必要な資格。資格取得には、高圧ガス保安協会の行う高圧ガス移動監視者講習を受講し、検定に合格する必要がある。

ただし、高圧ガス製造保安責任者免状（冷凍以外）を取得している者は、講習を受講する必要は無い。


国家資格

受験資格：
講習修了者

試験内容：
法令、一般適性資質等。

【問い合わせ先】　

高圧ガス保安協会教育事業部業務課
TEL：
03-3436-6102

高圧ガス製造保安責任者（甲種・乙種・丙種）

危険を伴う高圧ガス製造事業所の安全を確保するために必要な知識を修得しているものに付与する資格。

高圧ガス製造事業所は、施設ごとに高圧ガス製造保安責任者を選任しなければならない。
高圧ガス製造保安責任者については、免状の種類に応じて職務を行うことができる高圧ガスの種類の範囲と製造施設の規模に制限が設けられているものがあります。

化学責任者、機械責任者、冷凍機械責任者の総称です。

高圧ガス製造保安責任者の保有を証明して交付される公文書を高圧ガス製造保安責任者免状といいます。


資格には大きく分けて２種類あります


化学及び機械

・甲種化学・甲種機械責任者
・乙種化学・乙種機械責任者
・丙種化学(液化石油ガス)責任者
・丙種化学(特別試験科目)責任者

冷凍機械

・第一種冷凍機械責任者
・第二種冷凍機械責任者
・第三種冷凍機械責任者



資格試験は、経済産業大臣および、都道府県知事から委譲を受けた高圧ガス保安協会試験センターが実施する。

高圧ガス保安法によって、1日の冷凍能力20トン（フロン冷凍では50トン）以上の冷凍設備を設置して高圧ガスを製造する事業所には、冷凍機械責任者の配置が義務づけられているため、有資格者の評価は高い。



国家資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
法令、保安管理技術、学識。

【問い合わせ先】　

高圧ガス保安協会試験センター
TEL：
03-3436-6106