ダム管理技士

ダム管理技士は、ダムに必要な知識と技能を持つダムの専門家。

有資格者は、 河川管理者が行う利水ダム施設管理業務の一端を担うことが出来る。

ダム管理技士試験は、ダム管理に必要な知識及び技能を確認するための試験として、平成元年に建設省河川局長から指定を受け、財団法人ダム水源地環境整備センターが行ってきたものです。

河川法施行規則の改正により、平成17年度から国土交通大臣の登録を受けて行う試験として、引き続き当センターが継続実施します。

この試験に合格すると、利水ダムの「管理主任技術者」となる資格に必要なダム及び河川の管理に関する所定の実務経験年数が短縮されます。

また、所定の登録を行うことにより、当センターからダム管理技士認定証及び登録証明書が交付され、河川管理者の行うダム管理 業務の一端を担うことができます。

これまで登録されたダム管理技士は、河川管理者が管理しているダムにおいてダム管理業務に携わっているほか、利水ダムの管理主任技術者として、多くの方が第一線で活躍されています。



公的資格

受験資格：

21〜65歳
大学、高専等で土 木工学課程修了者：実務経験２年以上。
土木科の高校を卒業した者：実務経験３年以上。
実務経験８ 年以上など

試験内容：
学科試験、実技試験。

学科試験：
水理学・水文学およびダムの安全管理に関する知識、ダム管理に関する法律、専門知識

実技試験：
シミュレータによるダム管理操作


【問い合わせ先】　

（財）ダム水源地環境整備センター研究第1部
TEL：
03-3263-9967

ISO14001環境審査員研修コース合格証

ISO14001環境審査員研修コース合格証とは、ISO（国際標準化機構）が策定した、環境マネジメントシステムの構築基準です。

ＩＳＯの基準をクリアするには、企業などが自ら環境方針の計画を立て、実施し、その結果を点検・是正して次のステップに向けて見直しを行なうことが必要になります。

法的義務はないが、社会的要請からこの基準をクリアしたいという企業が急増。

審査を受ける企業などが、その基準を満たしているかどうかの審査を行なうのがＩＳＯ１４００１環境審査員です。

日本適合性認定協会（JAB）認定の講習修了者に合格証が付与されますので、不合格はありません。

企業の総務部門で働く人にとっては、取っておくことによってその知識が役に立つ資格でしょう。

転職の際にも有利になり得ると思われます。




民間試験

受験資格：
日本適合性認定協会（JAB）の講習修了者

試験内容：
月２〜４回。

【問い合わせ先】　

（株）日本環境認証機構　技術部
TEL：
03-5572-1723

ダム水路主任技術者

ダム、導水路、 サージタンクや水圧管路など水力発電所の設備工事、維持、運用、 保安の監督を行う仕事です。

水力発電所の工事等の保安を監督し、公共の安全の確保、環境の保全を図る。

水力発電所の水力設備（ダム、導水路、サージタンク、水圧管路など）の工事や維持、運用にかかわる保安の監督を行い、公共の安全の確保や、環境の保全を図る。

第1種と第2種があり、実務経験があれば申請のみで取得可能。

ただし、学歴によって必要とされる実務経験年数が異なる。



国家資格

受験資格：
要学歴、実務経験。

学歴に応じた実務経験が必要（2種の場合、大学等で土木工学に関する学科を修めて卒業し、水力設備の工事、維持または運用に3年以上携わった者など）


試験内容：
申請により認定。

【問い合わせ先】　
各地経済産業局発電課
関東：関東経済産業局
TEL：
048-600-0390