環境管理士

環境管理士とは、都道府県や市町村の環境法令に従い、地域における環境汚染の問題究明、分析、 対策など生活環境の総合管理を行う。

環境管理士とは、私たちが社会生活を営むために必要な環境を守り、より良い環境へと改善、指導を行う専門的な職業資格です。

今日私たちをとりまく環境をみると、経済成長や科学技術の進歩はより豊かな生活をもたらしてきましたが、反面、環境汚染、環境破壊はますます進行して、私たちの日常生活や生命を脅かされています。

昭和46年にわが国では、環境庁が設置され、続いて全国都道府県において厳しい取締り規制が行われるようになり、環境管理は今や、地球上の問題として決して避けることのできない重大事となっています。

現在の環境汚染の防止、地域住民の健康の保護、さらに生活環境、経営環境の質的向上をいかに図っていくかが重要視されてきているのです。

このような課題を克服して、”働きやすい経営環境”と”住みよい生活環境”を導き、創り出すことこそ、環境管理士の使命なのです。

環境管理士とは協会の定める環境管理についての、
?一定の基礎知識（理解度）
?専門的職業知識（判断力）
?学術的知識（応用力）
について専門的な識見を有する人たちのことをいいます。

すなわち環境管理士は生活環境管理である「地域住民の生命と財産を守る」ことと、経営環境管理である、「企業における公害防止」の2大使命を有し、この使命の全般的な見地から環境管理を行い、クリーン社会の建設に寄与することを最大の目的としています。



公的資格

受験資格：
高卒以上。

試験内容：
４級〜２級。

●筆記試験
1.基礎問題・・・・医療に関する基礎的な専門知識
2.基本実務問題・・・・環境整備の実務上の基礎的な専門知識
3.基本管理問題・・・・医療環境を管理運営する上での技術能力、初歩的な問題を解決する上での考え方や対処法
4.総合問題・・・・医療環境管理士としての能力を備えているかの確認問題、絶え間なく変化する医療現場において、その適正な対応能力、即ち環境整備前の現状把握、問題点抽出、対策解決に至るまでのプロセスの実行力、技術力等々の総合的な能力と理解度

●受験合格者セミナー
受験合格者セミナー受講（1回）を持って、資格認定となります。



受験料：

3級
16,000円

2級
23,000円

1級
33,000円



【問い合わせ先】

NPO法人　日本環境管理協会　阪神事務局
TEL：
06-6412-6545

樹木医

樹木医とは、樹木の診断及び治療、後継樹の保護育成、樹木保護に関する知識の普及および指導を行う専門家。

樹木の保護に関する知識の普及や指導なども重要な仕事です。

（財）日本緑化センターが主催する資格試験に合格して資格が与えられます。

試験は、例年7月に全国数ヶ所で筆記試験が行われ、そこで選抜された約120名が、その後の研修に参加できます。

研修内容は病気の診察と治療法を網羅しつつ、地球環境にも及びます。

高い専門知識が要求されるため、受験資格には、「樹木の保護、樹勢回復、樹木の治療に関する研究または実務に7年以上従事した者」と制限されています。

試験は研修中にも科目ごとに行われ、最終日には面接が実施される。


民間資格

受験資格：
要実務経験

樹木の診断、治療等に関する業務経験が７年以上。

１、大学及び研究所の教職員、研究員（林学、農学、造園学、園芸学等）　
２、国、地方公共団体の農林・緑化関係職員　
３、農林業・緑化関係の公益法人、会社等の役職員　
４、農林高等学校、専門学校の教職員
５、造園業、植木生産業、農業、林業等の従事者　

試験内容：
１次（筆記、業績審査）、２次（研修、面接）あり。

【問い合わせ先】　

（財）日本緑化センター
TEL：
03-3585-3561

シックハウス診断士（補）

シックハウス診断士（補）とは、 シックハウス症候群の予防や解消のために室内空気環境の測定結果をもとに、専門家としてアドバイスを行い、住宅の新改築の際には、 シックハウス症候群が発生しない環境作りを提案する仕事。

診断士補（二級）の基準

・建築、医療、法律、化学、測定などシックハウス分野に関わる様々な問題の基礎知識を身に付けている。

・シックハウス問題を取り巻く諸制度を理解し、併せてシックハウス診断士の社会的役割を理解している。

・シックハウス診断士の業務を補助できる。


民間資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
年２回

マークシート方式
・シックハウス総論
・化学物質
・関連法規
・結露、生物的要因
・アレルギー
・シックライフ
・一般的対策
・測定・診断


【問い合わせ先】　

特定非営利活動法人　
シックハウス診断士協会
TEL：
082-849-2686