国際通貨基金(IMF）専門職員

国際通貨基金(IMF）専門職員は、国際金融において、通貨のやり取りと為替相場の安定を目指す国際組織。

加盟１８４カ国からの出資金を原資として、国際収支が悪化した国に融資を行います。

加盟国の経済開発や経済政策に関係する業務などを担当するため、国際経済に関する専門的な知識と能力を持った人材が必要とされます。

また英語が標準語なので、高い英語能力は不可欠。割合の多いエコノミストをはじめ、その他業種も募集しています。



公的資格

受験資格：
実務経験

[エコノミスト・プログラム]
33歳未満で、マクロ経済学専攻博士課程を修了した者、または経済学関連分野の修士号を取得の上、数年間の就業経験を有する者

[ミッドキャリア・エコノミスト]
研究機関、その他の金融、財政などを取り扱う機関でマクロ経済に関連した就業経験を７年有する者

試験内容：
書類・論文・面接あり



【問い合わせ先】　

国際通貨基金アジア太平洋地域事務所
TEL：
03-3597-6700

通訳案内士

通訳案内業試験は、外国語で観光案内をするガイドの試験で、唯一の語学系国家資格です。

資格を取得するには国土交通大臣が実施する国家試験に合格しなければなりません。

試験は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、朝鮮語の9カ国語から1カ国語を選択して受験します。

2段階方式で、1次では、選択した外国語についての記述式試験と、日本の地理・歴史・一般常識を問うマークシート方式試験が、2次では口述試験が行われます。

合格率が、一桁と言う難関試験であるため、対外的にも高い評価があります。



国家資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
１次審査、２次審査

・第１次試験
外国語の筆記試験、日本地理、日本歴史、産業、経済、政治及び文化に関する一般常識

・第２次試験
通訳案内の実務
（筆記試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力。人物考査を含む。）
受験料：
８，１００円

【問い合わせ先】　

国際観光振興機構　
国内サービス部　通訳案内試験係
TEL：
03-3209-4741

日本語教育能力検定試験

日本語教育能力検定試験は、外国人に対し日本語教育の専門家としての知識・ 能力を判断する検定試験です。

全世界で、日本語教師として活躍できる。

外国人に日本語を教える日本語教員となるために学習している者、日本語教員として教育に携わる者等を対象として、その知識及び能力が日本語教育の専門家として必要とされる水準に達しているかどうかを検定することを目的に、昭和６２年度から毎年１回実施されています。

試験は、筆記試験?、筆記試験?、聴解試験により行われます。

日本国際教育支援協会が主催および実施します。

この資格がなければ日本語教員になれないというわけではないが、日本語教員としての能力を客観的に証明する検定試験として高い評価を得ています。



民間試験

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
・筆記試験
社会・文化・地域
言語と社会
言語と心理
言語と教育
言語一般
から出題。

・聴解試験
音声に関する問題。
筆記試験の内容を含む。

試験日：
１０月

受験料：
10,600円

試験難易度概要：
平成17年度　合格率19％

【問い合わせ先】　

（財）日本国際教育支援協会　
日本語教育普及課
TEL：
03-5454-5579