中国語検定試験

中国語検定試験は、日本中国語検定協会が１９８１年から実施している検定試験です。

試験のグレードは準4級から1級まで6つに分かれ、全級に記述を含む筆記とヒアリングが課せられます。

大学で第二外国語に中国語を選択した場合、4級が1年度履修程度。

2年度履修程度は3級で、基本的な読み書きの能力を証明します。

中国語を使った実務能力を証明できるのは2級以上。

準1級レベルなら、一般的な文章の翻訳や通訳ができる。

留学や採用試験でも一定の評価を得ており、団体受験を導入している企業もあります。




民間試験

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
１級〜準４級まであり、各レベルごと。



受験料：
１級：
約１０，０００円
２級：
約８，０００円
準２級：
約７，０００円
３級：
約５，０００円
４級：
約４，０００円
準４級：
約３，０００円


【問い合わせ先】
　
日本中国語検定協会
TEL：
03-5211-5881

世界銀行（国際復興開発銀行）職員

世界銀行は、途上途中にある国々の経済や社会の発展を助け、 生活水準を向上させることを目的とした機関。

職員は、高い専門性と豊富な実務経験が必要とされる。

採用プログラムは複数あり、主なものがヤング・プロフェッショナル・プログラム（ＹＰＰ）とジュニア・プロフェッショナル・プログラム（ＪＰＡ）。

ＹＰＰは若手専門職員養成プログラムであり、ＪＰＡは開発に興味を持つ比較的経験が少ない人（２３歳以下）を対象としている。



公的資格

受験資格：
実務経験

〔ヤング・プロフェッショナル・プログラム（ＹＰＰ）〕
選考年の１月１日に３２歳未満で、関連技術分野で修士又は同等以上の学歴と、最低３〜５年以上の実務経験または博士号レベルの学歴を有する者

〔専門職員〕
関連技術分野で修士又は同等以上の学歴と、５年以上の実務経験を有する者（４０〜４５歳を対象）

〔ジュニア・プロフェッショナル・プログラム（ＪＰＡ）〕
２８階未満で、学士以上の学位（優秀な成績）と、高度な分析・研究能力、コンピューター・スキルを有する者

〔インター０ンシップ・プログラム〕
修士または博士課程に所属するフルタイムの学生で、高度な英語力とコンピューター・スキルを有する者


試験内容：
〔ＹＰＰ〕
・１次：書面審査
・２次：書類審査
・３次：面接

〔専門職員〕
書類審査後に面接

〔ＪＰＡ〕
書類審査

〔インターンシップ・プログラム〕
書類審査



【問い合わせ先】
　
世界銀行東京事務所
TEL：
03-3597-6650

国連職員

国連職員とは、国連、その下部組織、専門機関などに所属し、世界各地で業務を行う職員のこと。

専門知識・技術を持った人材のことをＰ級職員（プロフェッショナル・レベル）といい、その試験を国内競争採用試験と呼びます。

日本では、外務省が国連と協力して国連職員採用競争試験を実施しています。

資格試験ではなく採用試験で、難度が高い。

行政、経済、電子情報処理、財務、法務、図書館司書、政治問題、工法、社会開発、統計などといった多くの区分ごとに試験を行っています。

採用国は国連が加盟国ごとに決定しており、日本では外務省が国連と協力して職員採用のための国連職員用競争試験を毎年実施しています。



公的資格

受験資格：
・国連職員採用競争試験
（１）日本国籍を有し、試験実施年の１２月３１日現在３２歳以上の者
（２）試験実施分野において学士号以上の学位を有する者
（３）英語又はフランス語で職務遂行が可能である者
・空席公告
ポストによって異なる

試験内容：
・国連職員採用競争試験
書類審査
合格者は
＜筆記試験＞
（１）教養（２）専門（３）国際情報（英語又はフランス語）。
筆記試験合格者は（英語またはフランス語）を受験。

・空席広告
（１）書類審査（２）面接（英語またはフランス語）等。



【問い合わせ先】
　
外務省　国際社会協力部　
国際機関人事センター
TEL：
03-3580-3311（内線2841）