日本漢字能力検定

日本漢字能力検定は、三大検定(英検、数検、漢検)のひとつで文部科学省の認定資格です。

漢字知識を判定する検定です。

漢字の読み書きをはじめとして意味や同音異字、送り仮名など漢字に関する全般的な知識が試されます。

大変人気のある検定試験で、受験年齢も4〜94歳とあらゆる年齢層の人がチャレンジしています。

10段階で能力を検定します。



公的資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし

試験内容：
年３回、１級〜８級まである。

・1級
常用漢字を含む約6,000字
・準1級
常用漢字を含む約3,000字
・2級
小学校・中学校・高等学校で学習する常用漢字
・準2級
小学校・中学校で学習する常用漢字
・3級〜4級
小学校学年別漢字配当表のすべての漢字と、常用漢字
・5級〜8級
小学校程度の漢字

受験料：
・1級
　　5,000円
・準1級
　　4,500円
・2級
　　4,000円
・準2級〜7級
　　2,000円
・8級
　　1,500円


【問い合わせ先】　

（財）日本漢字能力検定協会本部
TEL：
075-352-8300

アソシエート・エキスパート

アソシエート・エキスパート（ＡＥもしくはＪＰＯと呼ばれる）は、外務省が経費を負担して国連内の機関に派遣する職員をいいます。

任期は通常二年間です。

業務を経験することで専門知識を深め、国際的な経験を積むことが期待されています。

ほとんどの応募者が、将来国際機関で正規職員として働くことを目指しているといわれています。

応募条件は、三五歳以下であること、文学、体育、芸術、語学以外の分野で修士以上の学位を取得していること、ある程度の職務経験を持っていること（アルバイトを除く）などです。

国連内の機関に勤務することから、英語かフランス語を使って仕事ができなければなりません。

任期を終えた後、そのまま採用されるケースもみられます。



国家資格

受験資格：
年齢制限あり

（１）受験年度の４月１日現在３５歳以下の者
（２）原則として大学院修士課程修了者（学位取得分野が文学、体育、芸術又は語学のみの者は対象外。
既に国際機関専門職の式職員又はアソシエート・エキスパートそしての経験を有する者は応募できない）
（３）英語またはフランス語のうち、少なくとも１ヶ国語で職務遂行が可能なもの
（４）将来国際機関で働く意思を有する者
（５）日本国籍を有する者

試験内容：
＜１次＞
書面審査及び語学審査（英語またはフランス語）
＜２次＞
面接審査



【問い合わせ先】　

外務省総合外交政策局国際社会協力部国連政策課国際機関人事センター
TEL：
03-3580-3311

アジア開発銀行職員

アジア開発銀行（ADB）は、アジア・太平洋地域の貧困削減を目標として活動する国際開発金融機関の職員の事。

採用されるには、各種専門知識に加え、高い語学力が必要とされます。

勤務地はフィリピンのマニラ。

募集される職種は、エコノミスト、エンジニア、財務スペシャリスト、投資担当オフィサーなど多岐にわたります。

アジア開発銀行は、アジア太平洋地域や北米、ヨーロッパの計63カ国が加盟する国際機関であり、アジア開発銀職員は、国連職員や世界銀行職員などと同様、一般的に国際公務員と呼ばれる身分になります。

試験は書類選考と東京でのインタビュー（1次）、マニラでのインタビュー（2次）。



公的資格

受験資格：
実務経験
（１）修士または同等以上の学歴を有し、５年の実務経験がある者
（２）英語が堪能であること
（３）年齢制限は４５歳程度まで
（４）心身ともに健康であること

試験内容：
〔１次〕英語による個人面接
〔２次〕専門職および専門技術に関する英語による面接試験

【問い合わせ先】　

アジア開発銀行駐日代表事務所
TEL：
03-3504-3160