液化石油ガス設備士

液化石油ガス設備工事や供給設備、 液化石油ガスによる災害の発生防止に必要な知識や技能を認定する資格。

液化石油ガス設備士とは、都道府県知事から液化石油ガス設備士免状の交付を受けている者をいいます。

なお、免状の交付を受けるためには、液化石油ガス設備士試験に合格するか、液化石油ガス設備士講習の課程を修了する必要があります。

液化石油ガス設備士の保有を証明して交付される公文書を液化石油ガス設備士免状といいます。


国家資格

受験資格：
学歴、年齢制限なし（講習会受講による取得方法もある。）

試験内容：
筆記試験、技能試験。


【問い合わせ先】　

高圧ガス保安協会試験センター
TEL：
03-3436-6106

鉄筋ガス圧接部超音波探傷検査技術者

（社）日本圧接協会認定の、鉄筋ガス圧接部超音波探傷検査技術師とは、老朽化した鉄筋建築物の損傷を超音波探索機器で検査する非破壊検査などを適正の行なうための資格。

Ａ種とＳ種があり、Ｓ種が使用できる超音波探傷器は専門探傷器であるのに対し、Ａ種は汎用探傷器も使用できる。

資格取得後も､技量が低下していないかを定期的にチェックするためのサーベイランス制度が採用されている。


民間資格

受験資格：
１）新規試験の受験資格
新規試験を受験しようとする者は、次の各号を満足していなければならない。

（１）満18才以上の者。

（２）超音波探傷検査技術者技量資格Ａ種を受験する者は、（社）日本非破壊検査協会の超音波探傷検査１種、２種、３種またはUTレベル１、UTレベル２、及びUTレベル３のうち、いずれかの資格を保有していること。

２）更新試験の受験資格
超音波探傷検査技術者技量資格Ａ種、Ｓ種の更新試験の受験者は、サーベイランスの審査で「可」の判定を受け、かつ、それぞれ超音波探傷検査技術者技量資格Ａ種、Ｓ種の登録者であること。

試験内容：
学科、実施。
年１６回

１）検定試験の実施要領
検定試験は、学科試験、及び実技試験を行う。
ただし、S種の有資格者がＡ種の新規試験を受験する場合は、実技試験のみとする。

２）学科試験
（1）学科試験は、筆記試験とし、次の項目について行う。

　? 鉄筋に関する知識
　? 鉄筋コンクリート構造に関する基礎知識
　? ガス圧接に関する一般知識
　? 鉄筋ガス圧接部の超音波探傷検査に関する知識
　? 品質管理に関する知識
　? 安全、及び災害防止

(2) 試験時間は30分とする。

３）実技試験
(1) 実技試験は、JIS Z 3062「鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準」に基づいて実施する。


【問い合わせ先】　

（社）日本圧接協会　試験センター
TEL：03-3230-0981